満員電車の中で意識がなくなった話

まさか、私が気絶なんて……

2018年4月11日

兵庫県に最近引っ越してきた28歳の男です。

私はこちらに越してきてから毎日、40分近くかけて新快速で大阪に通勤しています。

新入社員や人事異動の時期もあってか4月に入ってから、朝の新快速は先月の２割増しぐらいで混んでいました。

人が密集しすぎていて全く身動きがとれず、さらに電車が揺れる度、周りから体重がありえないぐらいかかってきて非常にしんどいです。酸素も薄くなっており、喘息をかえていることもあるためか、私は呼吸がしずらくなってきたのを感じていました。

新快速に乗って20分程度経過した頃、三ノ宮駅で人が降りていったこともあり、すこしだけスペースが出来るようになりました。

私は座席近くの通路に移りました。しかし、三ノ宮駅から出発したころから、かなり意識が朦朧としてきて、カバンを座席上の金網の所に置き、両手で吊り革を持って下を向いて肩から呼吸をしていました。

……目を覚ますと私は通路で横になっていました。

全く意識がなかったのですが、おそらく気絶して倒れて、体の痛みや誰かの呼び声で目が覚めたのだと思います。

何が起きたのか全くわからず、しかもかけていた眼鏡がなく、何も見えず、カバンもどこかわからず、非常に混乱していました。

恵まれていたのは、周りの方が非常に親切だったということです。。。

近くにいた方が、飛んでいったであろう眼鏡を自分に渡してくれました。

バックは……？とすぐに探しはじめた自分。中に入っている貴重品もろとも紛失してもおかしくなかったのですが、近くに居た方が混乱している自分の代わりに探してくださり、カバンも中身も全て手元に戻ってくることが出来ました。

また、近くの座席に座っていた男性の方が自分に「大丈夫ですか？良かったら座ってください」と席を譲ってくださいました。

座ることが出来たお蔭で徐々に呼吸が楽になり、その後は１日通して無事に過ごすことが出来ました。

・血液検査

・レントゲン

・心電図

・呼吸機能検査

を受けてきました。

また、４月２１日に

・心臓エコー検査

を受けてきます。

今のところ、異常はないとのことでした。

私は意識が朦朧としていたので、その場ではその方達にしっかりとお礼を言うことが出来ませんでした。

その場で助けていただいた親切な皆さんには直接お礼を言いたいです。

道をひらく